日本民家園でパラリンピックの火を採火
パラリンピック2020は8月24日〜9月5日の間、神宮外苑のオリンピックスタジアムなどで行われます。 この大会では国内の880を超える市町村で採火された種火を、各都道府県ごとに一つの火に集火して東京に集めて一つにして聖火にします。  川崎市多摩区では区内の貴重な資源である日本民家園の歴史ある古民家で採火することにより共生社会の実現に思いを込めて、「多摩区の希望を未来につなぐ」というメッセージを持たせた採火式が8月13日(金)の18時から旧佐々木家住宅で行われました。
この採火式では佐々木家の囲炉裏の火が主役となることから、炉端の会では会の法被を着用した現・前・元三代の会長が16時前に佐々木家に集まり、囲炉裏での火焚きの準備に入りました。 民家園の囲炉裏に火が入るのは新型コロナの為に活動を休止した昨年11月20日以来、9か月ぶりとなります。 採火式の様子はYouTubeで中継されることから、囲炉裏の火を付ける様子も中継に先だって収録されることになりましたが、囲炉裏を担当した前・元会長の二人はいつもと変わらない手順で作業を進め、直ぐに綺麗な炎を上げる様になりました。 
 
カメラの前で囲炉裏の火付け
9か月ぶりの囲炉裏も上手く焚けました
 
会長が炉端の会の活動について紹介
 
採火式はザシキ・オクザシキで区長挨拶、参加者紹介が行われた後、場所を囲炉裏があるカッテとドマに移し、囲炉裏を担当する炉端の会の会長による活動内容の紹介と多摩区ストーリーテリングによる昔話の後、種火を採火する田園調布学園大学の和准教授の挨拶がありました。 
採火では和准教授が持つランタンに炉端の会の前会長が長い点火棒を使用して囲炉裏の火を移しました。 
 
前会長が長い点火棒を使って囲炉裏の火をランタンに移し、ランタンんが点灯
 
多摩区で採火された種火は川崎市を中心に活動しているプロレスリング団体のHEAT-UP代表田村氏により、14日に等々力競技場横の広場で行われる川崎市の採火式に持ち込まれます。 
和准教授が持つ「多摩区の希望の火」が田村氏に引き継がれ、旧佐々木家での採火式は終了しました。
YouTubuの中継終了後は、囲炉裏を囲んでの写真撮影なども行われました。
  
ランタンを引き継いだ田村氏とヒートアップの皆さん 中継終了後、参加者の集合写真を撮影して解散
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